小学生
算数+英会話=毎月15,000円
- 算数は学校の補習(週1~2回)
- アメリカ人講師の英会話レッスン(週1回)
- 授業はコミュニケーション重視
- 国語+英会話も可能
コミュニケーション重視
カードやデジタルペン、リーダーで「頭脳」を育てると謳う教育教材にある落とし穴は「コミュニケーション」の欠如です。「ことばの能力と理解力」は親、友達との会話、遊び、コミュニケーションを通し、自身や他人の思いを理解、表現、共有する目的で育まれます。カードから植わる暗記はコミュニケーション能力に寄与しません。これは幼少期も10代も同一です。
さらに「覚えなさい」「どうしてできないの」という圧力を加え、他人と対決させては、情緒を不安定にするだけであり、能にも心にも体にもストレスが蓄積する一方です。
私たちは「給食どうだった」からコミュニケーションを始めます。この「どうだった?」に答えられるように子供は一生懸命考え、答えます。相手が何を求めているのか(この算数の問題は何を聞かれているのか)自然と推測するようになり、解決能力や語彙の獲得に繋がります。
「どうだった?」に対する返答が何であれ、解釈し、コミュニケーションを深める話を私たちは続けます。もちろん、こちらの意を汲ませることが必要なときもあるでしょう。そこから訓練が始まります。しばらくすると自ら鉛筆を取り出し、ノートを広げ、勉強に取り組み始めたり、指示を待ったりします。こうして自然に勉強が始まります。
「今日の給食の麻婆豆腐は辛くなかった?」は間違いです。質問の段階で結論まで提示するのは、下手なインタビュアーと同じ。「優勝したのは佐藤監督のお蔭だと思いますが、今のお気持は?」と聞かれたら「佐藤監督のお蔭です」で終わります。これでは聞き手失格です。(結論を先に与えてしまわないように注意したいものです。作文が書けない子は、結論を与えられて育った子に散見されます。)
私たちは小学生を含む全員にこのコミュニケーションを実践し、非認知スキルを獲得させていきます。
小学生では、算数や国語が出来るようになる「はじめの一歩」と捉え、あらゆる場面で取り入れております。
英会話の目的
小学生の英会話レッスンで何よりも大切なのは「英語の好きな子」を育てることです。英語が大学受験科目から無くならない限り「教科としての英語」は存在し続けます。あらかじめ得点差が生まれるように用意された「教科としての英語」では、全員が100 点を取れるようにはなりません。(4技能が叫ばれている理由もまさにそこです。)
英語との接触が楽しかった子は、英語に耳を開いているので、「教科としての英語」で50 点しか取れなくても、先に進んでモノになります。「歌は下手、楽器も弾けないが音楽は好き」な人がたくさんいるように、英語に対し、常に耳と心を開く人を育てます。
文化は言語のベース
アメリカの文化を講師から肌で学びます。言語はその文化と密接な関係があります。 例えば、英語のコミュニケーションでは必ず you が存在します。英語は「あなた」が主体だからです。Sorry. より Thank you. をアメリカ人は好みます。お待たせしてすみません、とは表現しません。待っていただきありがとう、です。感謝される「あなた」に照準があり、待たせた「わたくし」にはありません。
文化の理解が不足したまま英語を話そうとするから、様々な誤解を生じるわけです。子供のレッスンであっても、レッスン中に「アメリカではこうだ」と講師が説明している場面が多く、非常に頼もしく、やはりコミュニケーションは単語より重要だ、と日々感じています。
このような概念を学んでいることは保護者の方には伝わりにくく、単語ひとつ書けず一体何を学んでいるのか、とお叱りを受けることもあります。しかし、これだけは言えます。本人にしか分からないことを学んでおります!
「OK」はオウケイ!
塾部門では小学生に対する英語指導はいたしておりません。日本人講師が、単純に中学英語の先取りを指導するだけでは、まったく時間の無駄と考えるためです。中学でいずれ重複した時間を過ごさなければなりませんし、1,2年早く英単語が書けると将来的にどんな利点があるのでしょうか。
それよりも耳の柔らかい小学生の期間にしかできないフォニックス(発音の基本)を是非習得していただきたいのです。説明からではなく体験から自然に学んで欲しい、「OK」はオゥケィでありオーケーでは違和感を抱いて欲しい、と願っております。